ドル円は、先週金曜日の急落以降、147円割れをめぐる攻防を繰り広げています。
そんな中、昨日はshortで52.5pips獲得できました。
Xでもshort狙いと投稿していましたので、紹介させていただきます。
【ドル円15M】
■環境認識より下目線!
・レンジ下ブレイクも買い支えが入りレンジ回帰
・ダブルボトムで下落
・上昇ウェッジ下限をテスト←今ココ—-これから——————
・上昇ウェッジ下限を明確にブレイク
・ロールリバーサルを確認
→short IN#FX #ドル円 #USDJPY pic.twitter.com/mP7xEKdtA3— Real FX (@Real_FX_commu) August 7, 2025
本記事では、このトレードの環境認識からエントリー根拠まで、より深掘りしてご紹介していきます。
以下に、エントリー箇所と履歴画像を掲載しておきます。


環境認識とトレード戦略
ダウ目線
日足:上昇トレンド
4h:上昇トレンド
1h:下降トレンド
4h

高値圏からの急落を受けるも、押し安値を割ることはなく、依然として上昇トレンドは継続中です。
もう少し細かくみると、4h200MAをサポートに反発しているのが伺えます。
一時は、このゾーンを起点に明確な上昇シグナルを確認できれば、longを狙っていきたいと考えていました。
しかしチャート観察を続けていくと、反発はあくまで限定的であり、上値の重さを伺えます。
また4hレベルの上昇トレンドライン(赤線)も割れ込み、移動平均線もデットクロスするなど、いかにも下落臭の感じさせるチャートになっています。
1h

高値圏からの急落を受け、1hは下降トレンドに移行しています。
4hで見た小幅反発を1hレベルに落とし込んで確認すると、レンジを形成していることが伺えます。
さらにそのレンジを細かく見ていくと、下位足レベルでも下降トレンドが発生していることも確認できます。
この下降トレンドに乗ることができれば、1h、そして上位足の方向感とも一致し、優位性の高いトレードができそうです。
エントリーポイントと利確・損切り!
それでは実際のエントリーを見ていきましょう。

エントリーポイント
1hでみた小さな下降トレンドの戻り売りを狙っていたところ、5mで上昇ウェッジを描きながら価格を戻してきました。
やがてその上昇ウェッジの下限を下抜けしました。
ここでエントリーしても良いのですが、一旦の調整を待ちたいところです。
その後価格を少し戻したところで、5m200MAがレジスタンスになり、再度安値を更新してきました。
このタイミングでエントリーしています。
利確
リスクリワード比「1:1.5」「1:3」の2分割で指値を入れています。
欲張らず、4hレベルの直近安値よりも上に指値を置きました。
結界的にはこれが功を奏し、利確直後にV字回復を見せる展開になりました。
損切り
200MAの上に置いています。
上昇ウェッジブレイク後に戻りを待ったことで損切りラインをはるか下方に設定できました。
トレード結果
エントリー後、ストレートに価格が落ち、ストレスのないトレードができました。
あくまで結果論ですが、利確直後からチャートが急反発を示しています。
ろうそく足の急落に欲張らず、最初に決めた指値で決済できてよかったです。
エントリー根拠
エントリー根拠は、多ければ多いほどトレードの優位性が上がります。
今回は3つのエントリー根拠が重なっていました。
それぞれ見ていきましょう。
ダウ理論に基づく戻り売り
ダウ理論はFXにおける最重要事項の一つと認識しています。
今回は「4h以上は上昇トレンド」と「1hは下降トレンド」とダウの方向性がねじれている局面でした。
そのような中、上に揚げた環境認識に基づき、1hの下降トレンドに優位性を感じて戻り売りを行っています。
ダウ理論の理解に少しでも不安のある方は、下記リンクから詳細を確認していただければと思います。
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上昇ウェッジ割れ
ウェッジは、一般的にトレンド転換を示すシグナルとされています。
もちろんウェッジ単体での信憑性は薄いですが、複数の根拠を積み上げることで、優位性を高くすることは可能です。
そんな上昇ウェッジを下方ブレイクしたため、下落根拠の一つとしてカウントしています。
ウェッジを使いこなすためには、優位性のある2本のトレンドラインを引く必要があります。
トレンドラインに関しては以下に詳しくまとめていますので、こちらも必見です。
この記事でわかること トレンドラインを引くコツ! トレンドラインを用いた3つのエントリー方法! トレンドラインを表示するインジケーター! 誰しもがFXで勝ち組になろうと日々努力されていますよね。 […]
Wトップ
ウェッジ上端でWトップを形成している点も見逃せないポイントです。
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そんなWトップが下位足レベルながら出現したことも安心材料の一つになっています。
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振り返り
いかがでしたでしょうか。
今回のトレードは、Xで環境認識から経過観察まで行っていた中、良いエントリーポイントが出現したため入りました。
結果は指値約定と申し分なく、気持ちの良いトレードができたと振り返っています。
今後も環境認識からトレード結果まで報告していく予定ですので、お見逃しのないようにお願いします!